国民栄誉賞を受賞したプロ野球選手

プロ野球界に貢献

日本プロ野球で長年に渡って貢献した人たちに対し、国から受賞される賞が国民栄誉賞です。「広く国民に敬愛され」、「社会に明るい希望を与えることに顕著な業績」をもたらした人が対象となります。スポーツなどの幅広いジャンルから選ばれていますが、プロ野球選手では4人の受賞者が存在します。一人目は、創設された1977年9月5日に37歳で受賞した王貞治氏です。プロ野球において756本という、通算本塁打数の世界新記録を達成したことが理由となります。

二人目は、1987年6月22日に40歳で受賞した衣笠祥雄氏です。こちらは、2131試合という、連続試合出場数における世界新記録を達成したことによる受賞となります。三人目は、2013年5月5日に77歳で受賞した、長嶋茂雄氏です。闘志あふれるプレイと、驚異的な勝負強さでプロ野球の歴史に輝かしい成績を残したことが理由となっています。受賞年月日の選定理由としては、背番号の「3」と、プロ生活55年であることが関係しています。

四人目の受賞者は、長嶋氏と同じ2013年5月5日に38歳で受賞した、松井秀喜氏です。日本のプロ野球とアメリカのメジャーリーグで、合わせて20年に渡り「ゴジラ」の愛称で活躍し、多くの青少年に夢と希望を与えたことが理由となっています。